中国は世界的に見ても巨大な市場です。しかし、イベントや映画のチケットの販売する企業について知らないと思います。そのため、どの会社がチケットを販売しているのかについて調査してみました。

1. 猫眼娯楽(マオヤン・エンターテインメント)

猫眼娯楽(IR)

猫眼娯楽(マオヤン・エンターテインメント)は、テクノロジーとパンエンターテイメントを組み合わせたサービスを提供し、オンラインエンターテイメントチケットサービス、エンターテイメントコンテンツサービス、広告サービスの三つの主要事業セグメントを展開しています。中国の映画館の95%以上にあたる600都市以上の映画館が同社を通じてチケットを販売しています。ライブエンターテイメントチケットのオンライン販売においても中国で2番目の規模を誇っています。

設立の経緯は、中国の団体購入ウェブサイトである美团(Meituan)の映画チケット団体購入ビジネスとして始まりました。美团から映画チケット団体購入ビジネスが切り離され、2013年に「美团电影」から「猫眼电影」へと名称変更されました。2016年には美团から完全に独立しました。

2017年には、猫眼とインターネットチケットプラットフォームの微影時代が合併し、「猫眼微影」という新会社を共同で設立しました。この合併により、光线传媒、微影时代、腾讯、美团点评が主要な直接株主となりました。

2019年2月4日、香港証券取引所のメインボードに上場し、サービスの改善や研究開発のために約2億5千万ドル(約270億円)を調達しました。

同社の強みはWeChat内部からアクセスできる点です。WeChatは、テンセントが提供するメッセンジャーアプリです。WeChatをダウンロードするだけで、ソーシャルメディアの要素、決済機能、ニュースや情報の配信、さらにはゲームやエンターテイメントなどの様々なコンテンツを利用することができ、13億人以上のユーザーに使われています。1つのアプリからアクセスできるという利点から、Alipay、インドネシアのGojek、シンガポールのGrabなどもスーパーアプリをとして展開しています。また、LINEやX(旧Twitter)もスーパーアプリ化を目指しています。

2. 淘票票(Taobao Dianying or TaoPiaoPiao)

淘票票

淘票票(Taobao Dianying、またはTaoPiaoPiao)は、アリババグループが運営する中国のオンライン映画チケット購入プラットフォームです。ユーザーは様々な映画館のチケットをオンラインで簡単に購入することができます。現在、中国全土に散らばる映画館の95%以上が同社のプラットフォームでチケットを販売しており、映画館側も新たな顧客の開拓やチケット販売業務の簡略化を図ることが可能です​​。

ユーザーは放映の15分前までプラットフォームを使用して予約をすることが可能です。また、40分前までであればキャンセルすることもできます。支払いはアリペイを利用することができます。購入後はアプリやショートメールでチケット番号が送られてきて、映画館の自動発行機でチケットを入手できます​​。

2015年にはオンラインチケット発券システムの開発会社を買収し、同年にはアリババグループが保有していた映画関連資産であるオンラインチケット発券プラットフォーム「淘宝電影」(後の淘票票)の買収や2016年10月、アリババグループがアメリカの映画会社アンブリン・パートナーズの少数の株式の購入により、アリババが世界に向けて映画のマーケティング、配給、商品化計画などを展開することが可能になりました。

同社の強みはアリババグループの一部であるということです。アリババにはTmall.com(天猫)、taobao.com(淘宝网/タオバオ)、Taoxiaopu(淘小舗)などのEコーマスサイトの他に中国国内の決済額の54%を持つAlipayがあり、Alipayからチケットを購入することができます。

まとめ

中国でチケット販売をしている企業について知っていただけたでしょうか?

そんな中国のチケット販売企業を使用しなくてもチケットを販売する方法があります。

インバウンドチケットを販売するために

インバウンドチケットを販売するためには、チケミーが有効的です。特徴や利点などについて説明します。

TicketMe ついて

TIcketMeは日本初のNFTチケットプラットフォームです。暗号資産を使わずに、日本円などを使用して取引ができます。TicetMeの特徴は、不正転売を防ぐことができる点と2時流通が起きた際に2次流通の1部が主催者に支払われる点です。これまでは転売されても主催者側にはメリットはありませんでしたが、TicketMeではメリットは少なからずあります。また、2次流通の価格上限を主催者側が設定できるため、チケットの代金の高騰を防ぐことも可能です。これまで、ホリプロや東宝、梅芸、パルコなどの大手企業も導入しています。

TicketMe 海外販売では、チケットを海外の人に向けての販売システムやその他サポートを提供します。以下のものが提供するものです。

  1. 訪日外国人への効果的なマーケティング
  2. チケット販売のオンラインシステム/決済手段の提供
  3. 開催日における外国人向けオペレーションのサポート

(1)訪日外国人への効果的なマーケティング

イベント事業者には、海外への効果的なマーケティングを行う人材やノウハウを保有していないなど様々な問題を抱えていると思います。しかし、チケミーでは海外の提携メディアへの、完全成果報酬型広告の出稿等のプロモーション、世界各国の開発パートナーとの連携し、国や地域ににローカライズした上で共通在庫化された販売サイトの提供により、効果的に認知、告知をすることができます。また、完全報酬型であるため、インバウンドを取り込むためのマーケティング費用を最大限まで減らすことができます。

(2)チケット販売のオンラインシステム/決済手段の提供

国々によって人気な決済方法が違っており、イベント主催者が全ての決済方法を導入することは難しいです。TicketMe 海外販売では、訪日外国人でも利用しやすいオンラインチケット販売システムを提供することは勿論のこと、クレジットカードやPayPal、Alipayなど、訪日外国人から人気の高い決済手段も幅広く対応していく方針です。購入から入場まで一貫してオンラインで完結できるシステムのため、訪日外国人やイベント主催者側も両方が利便性の高いシステムを活用することができます。

(3)開催日における外国人向けオペレーションのサポート

イベント主催者にとって外国人の対応をすることが難しい場合があります。しかし、チケミーでは、外国人への対応ができる人材の派遣を行います。これにより、イベント主催者は、外国人参加者への対応にかかる負担を軽減し、安心してイベント運営を行うことができます。

導入の流れ

「TicketMe 海外販売」の導入は、以下の流れで進めることができます。

①事前登録

以下の事前登録用のページからお問い合わせしてください。

https://ticketme.co.jp/contact/oversea

②ご相談・カスタマイズ

事業主様、配券担当者様との初回ミーティングを通じて、お客様のニーズやイベントの特性を把握し、最適なサービスを提案いたします。具体的には以下の中からお客様に必要なものを組み合わせます。

・基本機能(電子チケット販売、外国人向け決済手段の提供、二次流通コントロール機能)
・イベント詳細内容の英語対応
・海外のチケミー提携メディアへの、完全成果報酬型広告の出稿等のプロモーション
・共通在庫化した上で、国や地域にローカライズされた販売サイトでの販売
・開催日における外国人向けオペレーションのサポート

③ご導入の決定

ご相談の上で提案にご満足いただけましたら、基本的な契約手続きに移ります。契約書の取り交わしと同時に、専属の担当者がお客様にアサインされ、円滑なサービス提供のための調整が始まります。

④マーケティング戦略の立案

チケミー社の海外販売の専門家チームが、お客様のイベントに適したマーケティング戦略を立案します。提携メディアへのプロモーションや、国や地域にローカライズされた販売サイトでの販売など、訪日外国人にアプローチするための戦略が具体的に定められます。

⑤外国人向けオペレーションの計画

開催当日の外国人向けオペレーションをサポートするため、必要な人材やサービスを計画します。これには、外国人向けの入場受付や会場案内、トラブル対応などが含まれ、円滑なイベント運営のための体制が整います。

⑥トライアル運用

システムの運用や外国人向けサポートの一部をトライアル運用し、問題がないか確認します。トライアル運用の段階では、必要に応じて微調整を行い、サービスが円滑に提供できるよう最終調整を行います。

⑦本格運用開始

すべての段階が順調に進んだ場合、本格的な運用を開始します。「TicketMe 海外販売」のサービスを通じて、訪日外国人を効果的に引き込みながら売り上げを最大化し、主催者様は安心してイベントに集中できるようになります。

ご興味のある場合は、こちらからご資料を請求していただけると幸いです。

TicketMe 海外販売の事前予約

参考資料