フェス開催を検討している主催者の方へ。本記事では、フェスの企画から当日運営までの一連の流れと、 チケット料金の相場感をわかりやすく解説します。これからフェスを開催しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
フェスを成功させるには、綿密な計画と準備が欠かせません。しかし、初めての主催者にとっては何から手をつけていいのかわからないものです。予算はどれくらい必要なのか、会場選びのコツは何か、集客方法は?そんな疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事を読むことで、フェス開催の全体像が見えてきます。有名フェスの入場料金の比較から、企画立案のポイント、会場選定の注意点、出演者との交渉術、そして集客のコツまで、実践的な情報が満載です。フェス開催のイメージを具体的に描けるようになるでしょう。
フェス開催にかかる費用の相場は?
フェスを開催するには、どれくらいの費用が必要なのでしょうか。規模や内容によって大きく異なりますが、ここでは有名フェスの事例をもとに、だいたいの相場感を見ていきます。
有名フェスの入場料金を徹底比較!
・フジロックフェスティバル:3日通し券 約4万円
・サマーソニック:1日券 約1.5万円
・ロックインジャパンフェスティバル:2日通し券 約3万円
・ライジングサンロックフェスティバル:3日通し券 約2.5万円
・カウントダウンジャパン:2日通し券 約2万円
これらのフェスは数万人規模の動員があり、海外からのアーティストも多数出演します。主催者側の経費は会場費、出演料、設営・運営費など膨大な金額になることが予想されます。チケット料金にはこれらのコストが反映されているのです。
一方、地方都市で行われる小〜中規模のフェスだと、1日券で5千円〜1万円程度のところが多いです。身近なアーティストを起用することで、出演料を抑えているのでしょう。
つまり、フェスの規模感や目指すクオリティによって、必要な予算は大きく変わってきます。まずは同じカテゴリーのフェスを参考にしながら、妥当な料金設定を考えていくことが重要です。
フェス開催の基本的な流れを解説
フェスを開催するには、どのような準備が必要なのでしょうか。ここでは企画立案から当日の運営まで、基本的な流れを見ていきます。
企画立案から本番当日までの一連のプロセス
- コンセプトを明確にする
- 開催日時と会場を決める
- 出演アーティストをリストアップする
- 予算を立てる
- 出演オファー、交渉を行う
- 会場レイアウト、設営計画を立てる
- 宣伝、プロモーション活動を行う
- チケット販売を開始する
- 当日の運営体制を整える
- 本番当日、フェスを開催する
一連の流れを見ると、フェス開催には入念な事前準備が必要だということがわかります。企画立案に始まり、会場選定、出演者交渉、宣伝、チケット販売、運営計画など、やるべきことは山積みです。
特に初めての主催者は、余裕を持ったスケジュール管理を心がけましょう。想定外のトラブルやタスクが発生することもあるので、常に柔軟に対応できる体制を整えておくことが大切です。
会場選定のポイントと注意点
適切な会場選びは、フェス成功の鍵を握っています。会場の立地や設備、アクセスの良さが集客力に直結するからです。選定する際は以下の点に注意しましょう。
・屋内か屋外か
・目的に合ったキャパシティがあるか
・電源、照明などの設備は十分か
・楽屋やバックヤードのスペースはあるか
・最寄り駅からのアクセスは良いか
・周辺に宿泊施設はあるか
理想をすべて満たす会場は中々ありませんが、優先順位をつけながら候補を絞っていくことが大切です。予算とのバランスも考えつつ、できるだけ妥協のない会場を見つけたいですね。
出演アーティストとの交渉術
魅力的な出演者ラインナップは、フェス成功のために欠かせません。人気アーティストの出演が決まれば、チケットの売れ行きが格段に上がります。
では、アーティストにどのようにオファーを出せばいいのでしょうか。基本的な流れは次の通りです。
- 所属事務所にコンタクトを取る
- フェスの概要を説明する
- 出演依頼の正式オファーを出す
- ギャランティー(出演料)や契約内容について交渉する
- 条件が折り合えば、出演が決定する
まずはアーティスト側の反応を探ることから始めます。事務所の担当者とよく話し合い、フェスへの理解を深めてもらうことが重要です。交渉材料としては、フェスの規模感やコンセプト、想定動員数、宣伝プランなどをアピールしていきます。
人気アーティストほどギャラが高額になる傾向にあります。予算の許す範囲内で粘り強く交渉し、win-winの関係を築けるよう努めましょう。
フェス成功のカギを握る宣伝・集客方法
素晴らしい企画を立てても、宣伝が上手くいかなければ集客につながりません。フェス参加者を増やすための宣伝・集客方法について解説します。
・公式サイト、SNSでの情報発信
・プレスリリースの配信
・フライヤー、ポスターの配布
・ラジオ、地方紙などメディアへの露出
・前売りチケットの早期販売
・出演アーティストによる告知協力
・口コミの促進
具体的な施策としては、まずは公式サイトを開設し、フェスの魅力を余すことなく伝えることが大切です。SNSを活用した継続的な情報発信も欠かせません。
チケットの販売方法にも工夫が必要です。早割などの割引施策を用意し、予約者数の底上げを狙います。前売り券と当日券の料金差を大きくすることで、事前購入を促すのも一つの手です。
出演アーティスト側にも告知協力を仰ぎましょう。アーティストのSNSでフェス情報が拡散されれば、ファンがチケットを求めて動き出します。
口コミの威力も侮れません。フェス参加者の期待感を高め、SNSでの投稿を誘発するような仕掛けを用意しておくと良いでしょう。
以上のような宣伝・集客施策を複合的に行うことで、認知度とチケット売上の向上が期待できます。予算配分と実施タイミングを見極めながら、効果的なプロモーションを展開していきましょう。
チケットを販売するのにおすすめのプラットフォームとは?
チケットを販売する際に、どのサイトを使用すればできるだけ低い金額でチケットを販売することができるのだろうと考えていませんか?コストを抑えて利益を最大化したい。
そんな方におすすめなチケットサイトは、チケミーです。
チケミー:https://ticketme.io/
チケミーは、個人や小規模な団体でも簡単にQRコード電子チケット販売ができるサービスです。チケミーを使えば、自分で設定したチケット価格で、24時間いつでもどこでも日本は勿論のこと他のプレイガイドでは販売しにくい海外の人々にもオンラインでチケットを販売することができます。
チケミーの一番の特徴は、チケットが2次流通(リセール)された場合、売買された額の一部が主催者に支払われる点です。これまで非公式の転売サイトや公式サイトでチケットが売買された場合でも主催者側には還元されることはありませんでした。
チケミーでは2次流通がされるたびに、チケットを発行した主催者に定価との差額の5%~90%が還元されます。2次流通の金額は主催者側が設定できるため予想以上の高騰を防ぐことができます。
また、チケミーではNFTチケットを導入しているためデジタルコレクションとして集めることも可能です。そのためファンに向けたマーケティング施策やリピーターの獲得に使用できます。さらにチケミーのチケットを保有しているユーザーに向けた独自コミュニティを開設することも可能です。
まとめ
フェスの企画・開催は、主催者にとって大きなチャレンジです。本記事で解説した内容を参考に、しっかりと準備を進めていってください。当日は出演者とお客さんが一体となって、最高の時間を過ごせるはずです。
チケットを販売するには、チケミーがおすすめです。多言語対応の他、外国人にとって使いやすい決済手段であるクレジットカードやWeChat Payなどを使用することができます。これまでK-POPグループや国内最大手のeスポーツチーム、大手劇団での導入事例があります。
ぜひご気軽に資料請求してみてください。
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